こんにちは。当ブログ管理者のkotoriです。
僕はこれまで、中小企業診断士や日商簿記検定1級、応用情報技術者試験、TOEIC800など色んな資格に挑戦し、合格してきました。
その中で得たノウハウをお伝えしていきたいと思います。
この記事では資格取得に興味はあるけれど、
- 何かおすすめの資格はないの?
- 初学者向けの資格は?
という方向けに記事を書いています
比較的難易度の低い資格の中で、おすすめの資格を将来性・実用性・認知度の観点から評価していますので、ぜひ参考にしてください
おすすめ資格3選
僕がおすすめする初学者向けの資格は、以下の3つです
- 日商簿記検定3級
- ITパスポート
- ファイナンシャルプランナー(FP)技能検定3級
認知度も考慮して選んでいるので、割と王道と呼べる資格になっています・・。ただ個人的にはビジネス系資格では3大資格と呼べる資格では、と思っています
日商簿記検定
簿記とは、日本商工会議所によると、「企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能」です
会計の知識を学びたい、経理業務につきたいというときに取っておくべき資格ですね
〇将来性:★★★★☆
今後会計のスキルを使う場面が飛躍的に増えるかというと、そこまでではないとは思っています
しかし、今後多様な働き方の一環として、独立やフリーランス、副業といった働き方が増えていくのは間違いないです。こういった働き方をする上で簿記の知識は非常に役に立ちます
また経営に携わるほど会計知識は必要なので、昇進するにつれて、会計知識の重要性は高まってきます。将来独立を考えている人や経営に携わりたい人は間違いなくやっていて損はないです
〇実用性:★★★☆☆
正直、簿記のスキルを直接使う機会はあまりないと思います
ただ、簿記がほかの資格とちょっと違うところは単なる知識ではないということです
知識じゃないってどういうこと?
簿記は知識というより考え方で、一度しっかり簿記を学ぶと会計への理解が全然異なります。
一度理解できると忘れるということもないので、「資格を取ったけど、時間が経つにつれて忘れる・・」ということも少ない資格です
会計の本はベストセラーの本も多く、僕もいろいろと読んだりしていますが、一度簿記を学ぶと入門書は基本的に読む必要ないと思っています
〇認知度:★★★★★
これは言わずもがなですね。受験者数自体もこれまで2,800万人以上いるということで、知らない人はいないんじゃないかというくらいの認知度ですね
〇簿記に向いている人
会計知識や経理業務に興味はある人はもちろんですが、資格の特性として以下の人も簿記を目指すには向いていると思います
- 数字やパズルが好きな人
- 将来的には独立や経営に携わりたい人
- 暗記系の科目が苦手だった人
ITパスポート
ITパスポートはITに関する基礎的な知識を学ぶ資格です。「パスポート」というだけあって、社会人としての必須の知識と銘打っていますね
IT知識だけではなく、経営全般の知識も問われているので、広く知識を勉強するのにも向いていますね
〇将来性:★★★★★
IT資格の将来性は非常に高いと思っています。経済産業省でも2030年までに最大で79万人不足すると言われており、国家としてもIT人材強化に力を入れています
また受験者数もどんどん増えているみたいですね
ITパスポートを足掛かりにさらに上位の資格を取ると、IT人材としての価値が高まっていきます
もちろんITスキルは今後、ビジネスパーソンの必須の能力になっていくと思いますので、IT業界の人に限らずすべての人が取得を目指していい資格です
〇実用性:★★★★☆
ITパスポートは簿記とは違い、どちらかというと知識をつける資格です
ITは専門用語も多く、普段生活しているだけでは、自然と身につかない知識も多いです。
僕の経験では一度ITパスポートを勉強して用語を知ると、そのあとの普段の生活のIT用語への感度が高まるので、その後のITへの知識がどんどんついてくるという実感があります
IT知識は知っていると知らないではだいぶ違いますね
〇認知度:★★★★☆
こちらも有名な資格ですね。令和3年度の受験者数は24万人を超えたということですし、年々受験者も増え、知名度も上がってきていますね。
〇ITパスポートに向いている人
基本的にはすべての人が対象ですが、以下の人もITパスポートを目指すには向いていると思います
- ビジネスに必要な知識を広く浅く学びたい(ITパスポートはIT以外の科目もあります)
- 今後伸びそうな資格を取りたい人
- 暗記系の科目が得意だった人
ファイナンシャルプランナー(FP)技能検定
FPは簡単に言うと「お金」に関する資格です。「保険」「税金」「投資」「不動産」・・など身近なテーマを扱っているので、非常に実用的な資格です。
〇将来性:★★★★★
国家として、今金融リテラシーの向上に力を注いでおり、高校生への金融教育の義務化なども始まっています。
つまり今後社会人になる学生は、一定の金融リテラシーがついている状態です。金融知識は今後のスタンダードになる知識ですので、一度も勉強していない世代は、ここでしっかり学ぶ意義は大きいです
〇実用性:★★★★★
タイミングが合わず受験はしていないのですが、僕は一度ファイナンシャルプランナーの勉強をしていました。正直一番実用的な資格だと思っています。
特に社会保険や民間保険、税金など、今すぐにでも使える知識が身に付き、目から鱗のものもたくさんあります
実際に保険の見直しをして、月数千円浮かすことができました
簿記と同じですが、一度FPの勉強をすると、お金に関する入門書は不要になりますね。
〇認知度:★★★★☆
これも有名ですね。ビジネスで評価されるかはちょっと微妙なところもありますが、広く知られている資格のうちの一つです。
〇FPに向いている人
個人的には会社員に限らず全員が取得を目指していい資格です。その中でも特に以下の人には向いていると思います
- とにかく実用的な資格がいい人
- お金・投資などに興味のある人
- 暗記系の科目が苦手だった人
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
資格は自分の興味・関心で選ぶのがよいのですが、どんな資格をとるか迷っている方は上の資格の中で興味のあるものを受験してみてください
比較的取得もしやすい資格なので、これをきっかけに様々な資格にも興味を持ってもらえると幸いです
勉強方法が分からない方は以下の記事も参考にしてください
コメント