【どうやって知識をインプットする?】資格合格のためのテキストの読み方

資格取得の勉強方法

こんにちは。当ブログ管理者のkotoriです。

僕はこれまで、中小企業診断士や日商簿記検定1級、応用情報技術者試験、TOEIC800など色んな資格に挑戦し、合格してきました

その中で得たノウハウをお伝えしていきたいと思います

この記事では資格取得を目指す方に

  • テキストを買ったけど、どう読み進めていけばいいの?
  • どうやって知識をインプットしていけばいいんだろう?

という方向けに記事を書いています

資格取得の本質は、「新しい知識やスキルを身につける」ということです

そのために知識を確実にインプットする必要があり、そのためにテキストをしっかり理解するようがあります

時系列に沿って、テキストの具体的な読み方を記事にしています。ぜひ頑張っていきましょう!

知識をインプットするためのポイント

  • まずは全体像を把握してから、細部を理解する
  • 1回で理解しようとせず、繰り返しテキストを読みながら徐々に理解度を高める

まずは知識をインプットするための重要なポイントです

特に全体像を把握するということを意識したことで、僕は飛躍的に理解度が高まったと感じています

ただいきなり「全体像の把握って言われても具体的に何?」という感じですね

具体的には、テキストの一番大きな章を意識することです

「この章ではだいたいこんなことを言っているな~」ということを、まず理解することで細部も理解しやすくなります

具体的なテキストの読み進め方

この章では具体的な読み進め方を書いていますが、その前に全体像を示しておきます

  • 初日にテキストを通読して、全体のイメージをつかむ
  • 1回通読をし、理解できるところ・できなかったところを把握する
  • 2回目の通読で、1回目で理解できなかったところを中心に読む。また演習も同時に解いていく

STEP0:全体像の把握

まずは初日はテキストを軽く一読しましょう。ここでの目的は「全体像の把握」です

だいたい1ページあたり1分くらいのペースで流し読みするイメージです。テキストにもよりますが、だいたい1~2時間で読み切るスピードです

初めて勉強する分野だと、ほとんど頭に入ってこないと思います。ですので理解度としては10%いかないくらいで問題ないです

ただ、全体像を把握する意味でも、目次はシッカリと読んでおきましょう。この時点では大きくどんな章があるのか理解することが一番です

あえてSTEPを0としているのは、準備体操的な位置づけにしているためです。ですのでここでは気軽に読んでいきましょう

STEP1:通読1回目

次にはテキストを頭から読んでいきます

ここからは普通に本を読むペースで読んでいきます。ここでもポイントは全体像を意識することです。今どの章をやっているかと意識しながら読み進めていきます

ただ分からないところ、難しいところは無理せず、そのまま読み進めていきましょう。完璧な理解よりも通読することを優先します

ここでの目的は、理解できることと理解できないことを把握することです

理解度として30%を目指して、全体スケジュールの10%くらいで読みます
勉強期間を3カ月としている場合は1週間くらいになります

正直、個人的にはここが一番つらい時期です。理解できない本を読む進めるのは、心が折れそうになります・・・

ここは最初の難関だと思って、無理せず、理解できないところは一旦無視して、理解できるところを中心に読んでいきましょう

STEP2:通読2回目(+テキストの演習)

3回目は苦手部分を中心に読んでいき、同時にテキストの演習も解いてみましょう。

ここでの目的は、「苦手部分の理解」です
メリハリをつけ、理解できないところに時間をかけゆっくり読んでいきましょう

また演習を解くことで、理解していたつもりがそうではなかったり、逆に演習を通して理解が深まります

このタイミングで全体スケジュールの30%くらいで読みます
勉強期間を3カ月としている場合は3週間くらいになります

ここでの理解度は60%くらいを目指します。「100%じゃなくてもいいの?」と思うかもしれませんが、この後のアウトプット期間を通じて、理解度を高めていく方が効果的です

この段階では書いてあることの半分くらいが理解できている状態で十分です

インプットにおけるコツ3選

全体の進め方はこれまで書いてきたとおりですが、より効率的にインプットできるコツを以下にまとめています

  • 一つのテキストを使う
  • 時間がないときは目次だけでも目を通す
  • 音源もうまく使う

一つ目は「一つのテキストを使う」です

勉強を進めていくと「このテキストだけでいいのだろうか?」と思うこともあります。ただ、基本的に市販の場合は、一つのテキストで合格可能です

ほかに複数のテキストを使うよりも、一つのテキストを何度も読んだ方が、理解度は高まると思います。
基本的には一つに絞って勉強した方が効率的です。

※ただ、途中でどうしても合わないと思ったら、他のものに切り替えてもいいと思います。僕の場合、モチベーションを上げるためだけに、テキストを買ったこともあります(結局あんまり使わなかったりしますが)

二つ目は「時間がないときは目次だけでも目を通す」です

資格勉強においては、なるべく感覚をあけない方が知識への定着が早いです

ただなかなか資格勉強の時間が取れないこともあると思います。その場合は目次だけでも目を通してください

目次を見ながら、「ああ、ここではこんなことが書いてあったな~」と思い出すだけで、知識の定着に差があると感じています

三つ目は「音源もうまく使う」です。

正直、僕はテキスト中心で音源を使って勉強はしていなかったのですが、最近は音を聞くことの効果を実感しています。

特に通勤・通学や家事をしながら聞くことができるので、本を読めない時間も効率的に勉強時間に使うことができます

テキストとの連動性はなくてもいいと思っています。「ここ勉強したな~」とか「ああ、こういう理解の仕方があるのか」と思うだけで、知識の定着が強化されていきます

まとめ

改めてインプット期におけるテキストの使い方のポイントは以下です

  • まずは全体像を把握してから、細部を理解する
  • 1回で理解しようとせず、繰り返しテキストを読みながら徐々に理解度を高める

自分に合ったテキストを選んで、それを繰り返し読んで徐々に理解度を高めていきましょう

いきなり全部理解しようと思うとハードルが高いので、繰り返し読むことを前提にテキストを選んで勉強していきましょう

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